同じ100万円の株を買っても、会社とコースで手数料は変わります。9社の通常ネット取引を比べると、条件付きの0円が6社、374円、535円、1,100円が各1社です。

差を見る前に、何回注文するかをそろえます。そのうえで、少額の国内株や米国株など、実際に使う商品へ比較を広げましょう。確認日は2026年10月25日です。

9社の料金を、100万円の買付1回にそろえる

比較するのは30歳の個人。税金がかかるで、東証上場の国内株を自分の資金で買う現物取引です。ネットで100万円の買付を1回だけ行い、その日は他の売買をしません。SORを使える通常銘柄を想定します。投資額の推奨ではありません。

各社で一般の利用者が選べるコースを使い、税込手数料の少ない順に並べます。新規口座の特典、年齢割引、大口優遇、ポイント還元は除きました。松井証券のも不使用です。使うと価格改善に応じた成功報酬が別にかかる場合があります。

順位会社と公式資料手数料適用するコース・条件
同率1位SBI証券0円インターネットコース、対象の各種書面を電子交付
同率1位楽天証券0円ゼロコース、SOR・Rクロスに同意、原則指定SOR注文
同率1位三菱UFJ eスマート証券0円SOR注文。地方市場が主市場の銘柄を除く
同率1位GMOクリック証券0円通常ネット注文。電話・強制決済などは別料金
同率1位SBIネオトレード証券0円定額プラン、1日の合計100万円以下
同率1位moomoo証券0円取扱対象の日本株現物をネットで取引
7位DMM 株374円通常の国内現物、1注文100万円以下
8位マネックス証券535円取引毎手数料コース、1注文100万円以下
9位松井証券1,100円26歳以上、ボックスレート、1日50万円超~100万円以下

0円の6社は同率1位とし、次は7位です。紹介料や知名度で同率を分けません。全国の全社や、投資成果を順位にした表でもありません。売却時の費用、税金、入出金、有料サービス、外国株などの費用は含めていません。

は書面をデータで受け取る設定。は複数の市場の価格などを調べ、注文先を選ぶ仕組みです。料金が同じでも、注文が回る先や成立価格まで全社同じとは限りません。無料条件は、注文前に自分の画面で確かめます。

国内現物株100万円の買付1回・30歳課税口座の9社比較。6社が0円で同率1位。7位DMM 株374円、8位マネックス535円、9位松井1,100円。

図1:税込手数料の比較。無料コース・注文条件と除外項目は上表を参照。

1回100万円と、1日100万円は同じではない

「1日合計100万円」だけでは、注文ごとの料金を比べられません。1回100万円なのか、50万円を2回なのかで、支払う額が変わるからです。今回1回にそろえたのは、この違いをなくすためです。

例えばマネックス証券の取引毎コースは、50万円の買付1回が275円。2回なら550円です。一方、100万円を1回買うと535円。一日定額コースの100万円以下550円とも違います。「同じ100万円」でも回数とコースを書かないと結論が変わります。

日額制では、入金した額と、その日の売買の合計も分けます。架空の例で30万円買い、同じ日に同じ値段で30万円売ると、合計は60万円です。資金が30万円でも、日額の判定が30万円になるとは限りません。

同日に30万円買い、30万円売る架空例。入金30万円とは別に、売買代金の合計は60万円となる。

図2:同日売買の考え方。今回のランキングは、この往復例ではなく100万円の買付1回。

9社それぞれの確認ポイント

SBI証券はS株で1株から買え、NISAにも対応しています。国内株だけでなく米国株の現物も扱います。ゼロ革命の対象コースと電子交付設定は、商品数とは別に確認します。

楽天証券のかぶミニも1株から購入できます。取引開始時の価格でまとめる寄付と、その場で売買する方式があるので、希望した時刻・価格で買えると思い込まず、取引ルールを読みます。NISAと米国株も取扱いがあります。

三菱UFJ eスマート証券は旧auカブコム証券です。別会社として数えません。プチ株は1株から買え、NISA・米国株にも対応。単元株の無料条件はSOR選択で、会社名だけでは決まりません。

GMOクリック証券は通常の国内現物ネット注文が取引額によらず0円です。ただし単元未満株の新規買付は不可。外国株の海外委託取引も扱わず、米国株CFDを米国株の現物と混同しないようにします。

SBIネオトレード証券は日額100万円まで無料の定額プランが比較対象。別の一律プランでは100万円1回が374円です。NISAは扱いますが、単元未満株の買増しはできません。

moomoo証券は日本株の通常現物取引が無料。「ひと株」で1株から購入でき、NISA成長投資枠でも使えます。対象銘柄で成行のみとなり、指値のように希望価格を指定できません。

DMM 株は国内株・米国株の両方を扱います。「つみたてかぶ」は1銘柄1,000円から設定する別サービス。単元未満の持分は会社名義となるため、一般の1株注文と同じと思わず仕組みを確認します。

マネックス証券には1株から売買できるワン株があります。課税口座の買付は無料でも、売却は0.55%・最低52円。単元株の535円と同じ料金だとは考えません。NISAや米国株も扱います。

松井証券は今回1,100円でも、同じ年齢・条件で日額50万円以下なら0円です。25歳以下やNISAの料金はさらに別。米国株も扱いますが、国内の単元未満株は売却だけを受け付けます。

実際のケース:比較表の会社がなくなることもある

岡三オンラインの旧料金には、日額100万円まで0円の区分がありました。しかし現在の公式案内は、2026年10月13日に日本株・投資信託事業をSBI証券へ譲渡したと説明しています。古い検索結果の0円を見つけても、現行の株式口座候補には数えられません。

また、eスマート証券は2026年5月18日からSOR選択による原則無料化へ変わりました。比較した日が違えば表の内容も変わります。古い記事の順位を覚えるより、料金表と対象条件を同じ日に確認する方法が役立ちます。

手数料を引いた利益と、値下がりの損失を分ける

仮に株の値上がり分が3,000円、買付・売却の費用が合計600円なら、税金を引く前に残るのは2,400円です。3,000円値下がりしたなら費用も加わり、損失は3,600円。これは仕組みを見るための仮定で、9社の料金や実際の利益ではありません。

無料でも株価下落のリスクは残ります。NISAも利益にかかる税金の制度で、損失をなくす制度ではありません。安いから何回も売買するのではなく、生活費を除く予算と買う理由を先に決めましょう。

まとめ:順位を使って、自分の計画を点検する

100万円の買付1回では6社が同率0円でした。ただし予定する金額・回数・商品が変われば、確認すべき費用も変わります。無料条件、少額の買い方、NISAや海外株の取扱いを並べて選びます。

次は、1日の注文予定をメモにしよう

商品、1回の金額、買いと売りの回数を書き、口座比較の確認項目から公式料金表と照らしてください。資料リンクは広告ではなく、正式な申込み広告は準備中です。すでに口座があれば、注文を確定せずコースと見積りを確認できます。本人確認や申込みは、本人が公式窓口で行います。